職場で独り言を言う人は、人の時間を余計に奪っていることに気付くべき
期が変わり、多少の組織変更がありました。
座席もちょっとだけ変わり、新しく隣の席になった人が、独り言を言うのです。
「あ、○○が動かない」
パソコンがうまく動かないらしいです。
「××の設定がダメなのかな。」
こっち向いてないし、呼びかけても来ないし、何より厄介なメールが2、3個立て続けに来ていたので特に返事せず。
でも気にはなります。
周りの席は空きが多くて、その人と直接、席が接しているのは私くらいなので。
「動かないなあ~。何が悪いんだろう」
「マニュアルの通りにしてるのになあ」
しきりに独り言を言っている。
とても気になる。
気が散る。←ちょっとイラつき始める
しかし今は、このメールをやっつけなければ…
「○○は△△でいいのかな?」
↑正面向いたまま独り言。
「…それ、私に言ってます?」
↑曖昧なままより片を付けたほうが、メール処理に集中できると切り替えた私、声をかける。
「うん」
それならちゃんとこっちむいて名前呼んでそう言え。
会社では借りてきた猫状態の私。
そうはっきりとは言えず、画面をちらっと覗いて多少つっけんどんに返す。
「○○は◇◇ですね」
「そうなのかあ~」
「ありがとう」でも「わかった、やってみる」でもなく、正面向いたままそう呟いて、またカチャカチャとキーボをたたく。
…これでお役御免ですかね?
再びメールに集中しようとする。
「あれ、エラーになるなあ」
「何が悪いんだろ」
「マニュアルに書いてあるボタンがないんだけど」
「…何ですか?」
再びメールを放り出して、相手の画面をのぞき込む。
「ああ、これはこっちのボタンをクリックして◆◆を選んでOKボタンですね。
そのマニュアルちょっと古いんじゃないですか」
「なるほどね~、困るよねこういうの。
…あ、うまくいった」
↑正面向いたまま。
会話にきちんと区切りをつけないあなたのほうが困る。
借りてきた猫は再び心の中でだけつぶやいて、自分の仕事に戻るのでした。
別に感謝の言葉がほしいわけじゃない。(言ってくれれば嬉しいけど。)
でも、どこからどこまでが答える必要のない独り言で、
どこから私に話しかけていて、
どこで私への用が終わったのか、
それははっきりさせてくれませんか。
じゃないと、独り言がつぶやかれるたびに、「私に言ったのかな?」「これで終わりなのかな?」と様子をうかがっていないといけなくなる。
つまり人の時間を(本当に必要な時間より多く)余計に奪っていることになるんですよ。
私はあなたの秘書でもあなたのお母さんでもないので、いつでもあなたに注意を払っていたいわけではないんです。
…っていうのを、マイルドに伝えるには、どうしたらいいんでしょうね。
とりあえずしばらくの間、呼びかけのないつぶやきはオール無視して、いかにもそれらしく問いかけてきたら、「それ、私に言ってます?(#゚Д゚)アァン?!」と威嚇してみようと思います。