遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざそうとするブログです。

シンギュラリティの描く未来:人は労働からも孤独からも解放される

「【AI】人工知能が経済格差と貧困を激化する」
ビジネスnews+板のスレッド | itest.2ch.net


こちらの2chのスレッドで、人工知能の可能性と、人工知能が人間の頭脳を越える特異点「シンギュラリティ」後の世界について議論が交わされています。


その議論を追っていくと、このスレッドのタイトルとは逆に、万人にとってユートピアのような未来が訪れると考えている人が(AIに詳しい人に)いるようで、少し驚きました。


エネルギー問題は次世代スパコンが解決する?

以前にわたしも、シンギュラリティのもたらす社会への変化について、
「『会社に縛られずに働く』ことは可能か」を読んで
で触れましたが、問題は「エネルギー調達コストをどうするか」という点だったんですね。


そのコストが解決できなければ、おそらくAIとスパコンのもたらす恩恵を被るのは富裕層に限られ、社会は二極化するのではないかと考えていました。


ところが、それも解決できる見込みがあるという話。
次世代スパコンにより、熱核融合炉の研究開発が進み、小型化されて一つのマンションに一台、というような時代がくる、というのです。


「シンギュラリティ」は何も奪わない。世界トップクラスのスパコン開発者が見る、人類の未来 | リクルートライフスタイル

私は融合炉の直径を10〜30cmにまで縮小することができると考えています。そのサイズになれば、自宅のあるマンションにも備え付けられて、都市においてエネルギーの地産地消が可能になります。(中略)この技術開発によって人類の、エネルギーの問題からの開放は始まります。その鍵を握っているのが、次世代スパコンなのです。そして、熱核融合はほんの一例に過ぎず、他にも数多くのエネルギー問題解決の方法が生み出されてきます。

ははあ。なるほど。


エネルギーの問題さえ解決できるならば、私はシンギュラリティのもたらすユートピアに対して異論を唱える気はありません。


まあ、よくわかっていないのですが、核融合炉ということで放射性廃棄物の問題は残るのでしょうし、人体への影響は本当に大丈夫なのかという心配は残ります。(…ただ、もう、ここまでくると人類は放射能にも適応していくしかないのかな、そうなっていくのかなという気もちらりとします。)


シンギュラリティのもたらす世界

次世代スパコンと次世代の「汎用人工知能」によって、世界が激変していくという「シンギュラリティ」。


それはまさにSFが描いてきたユートピアそのものに見えます。


◆無限のエネルギー → 農業工場、養殖業などの効率化 → 食の無料化
◆植物工場と、余った化石燃料、ロボット工場 → 衣服の無料化
◆農地が不要、ネットワークにより人口集中がなくなる → 土地の無料化
◆加えて建築資材の無料化 → 住居の無料化


人類は無料の衣食住を手に入れて、労働からも解放される、と。
(同上・齊藤元章氏)


その他、シンギュラリティで起こるいろいろな変化についてはこちらの記事から始まるシンギュラリティについての一連の対談が参考になりそうです。


テラの100万倍「エクサ」の衝撃-シンギュラリティ-#01 | Catalyst


この中で、人間の脳とコンピューターがつながるとどうなるか、というお話もあって。

齊藤:要は、人間の脳とコンピューターはつながりつつあって、あと数年するとほぼ確実に完全につながるようになります。

渡辺:数年なんですか。

齊藤:数年です。

人間とコンピューターがつながると、コンピューターを介して、でもそれを意識することなしに、ここで僕は渡辺さんと言葉を介さずにテレパシーのように会話できるようになるんですよ。

渡辺:言語というインターフェースが要らなくなる。

10年後、言葉がいらなくなる-シンギュラリティ-#06 | Catalyst


齊藤:(中略)何が言いたいかというと、1つ1つの人間の脳が細胞の1つ1つになる。地球上に73億個の神経細胞があるということになるんですよ。

(中略)

それでも、1人1人の人間が生活する状況は今とはなんら変わりはないんです。無意識でありながらも、でもちゃんとつながっていて、たとえば太陽フレアの危険が迫っているというときは、それについて問題意識があるひとたちは意識を集中させて考える。要は73億人の知恵が結集されて、そこに新しい次元の、圧倒的な高次の知性が生じるんです。

渡辺:それはイメージできますね。小さいころなんとなく感じたり、そういうテーマのSF映画もありましたし。それはいわゆるレイ・カーツワイル氏がいう「第5段階」の世界なんですか。

齊藤:そうですね。第5段階で私たち生命体とテクノロジーが融合していきます。その結果として、新しいレベルの知性が生じることは確実です。

渡辺:地球の意識というか知性が1つになる世界ですよね。

テクノロジーが脳とつながる未来-シンギュラリティ-#07 | Catalyst


( ゚д゚)
(  Д ) ゚ ゚



この人、スゴイ理想家かスゴイ詐欺師かスゴイ天才かな?
その全部かも知れないけど。


まあ世界二位のスパコンを7か月で作っちゃうんだから天才であることは確かなんでしょう。


まず、エネルギー問題を解決できれば、おそらく世界から戦争の理由の一つを無くせる。
また、コンピューターを通じて人と人との思考がつながりあうことができれば、また争いの原因の一つを無くせる。
フラットにつながりあうことが可能になるならば、格差や差別の問題も、自然に解決に向かっていくと思われます。


こういう時代が、もうあと10~数十年で来るというのだから、たまりませんね。
ぜひ、生き延びて見届けたいものです。
本当に来るのならば、ですが。


経済はどう変わっていくのか

あらゆるものが無料になり、人が労働から解放されるとき、経済はどう変わっていくのでしょうか。
それについても、冒頭に挙げた2chでいろいろな話が展開されています。


資本主義経済というものがまず成り立たなくなり、資本家と労働者という関係も成り立たなくなる。
あるとすれば、汎用人工知能とスパコンのオーナーと、それらのサービスを受ける人たち。
でも、人々が労働から解放されるとしたら、それらのサービスへの対価はどうするのか?


政府がオーナーから税金を取り、そこからベーシックインカムで、サービスを受ける人に貨幣を与え、サービスを受ける人たちはその貨幣でサービスの対価を支払う。
そんな未来像が浮かんできています。


でもなんだか、おかしな話ですね。
貨幣が循環する意味もあんまりないような気がします。
いっそ国がオーナーになって、サービスも無料にしちゃえば、貨幣いらなくなりますよね…。


今の時代に絶望しても、もう少し頑張る価値はあるかもしれない

正直言って、今はひどい時代です。


アメリカではヒドイ大統領選挙の泥仕合が繰り広げられているし。
経済格差は広がるばかりだし。
中国やヨーロッパの経済も火種を抱えているし。


日本だって、金融緩和の出口が全く見えないし、少子高齢化やデフレの影響で、いまを生きる私たちは未来に希望を持てない状況が続いています。


でも、時代も、社会も、変わるかもしれない。
そう簡単には変わらないかもしれないけれど、いまの苦しみが永遠に続くとは思わなくていいかもしれない。


なので、いまつらい思いをしている人たちも、少しだけでも、未来に希望を託してもいいのかも知れない、と思うのです。


最後に

このテーマは大変面白いので、今後も注目していきたいと思います。


あとで勉強するために、キーワードを抜き出しておいておきます。
 ディープラーニング
 強いAI、弱いAI
 量子コンピューター
 フレーム問題
 エクサスケールスーパーコンピューター
 プレ・シンギュラリティ


いやー2chて、たまにこういうスレッドがあるからやめられませんね。


あ、あと、前にAIと人間の脳について書いた記事(お花畑)もおいておきますね。
ちなみに幼少のみぎりは、やればできる子と、隣り近所で太鼓判


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