遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

ポートフォリオの変更と、今後の見通し(大統領選の影響)について。

今日はほぼ一日寝てました(ノ´∀`*) 


最近の忙しさで身も心も(主に心が)擦り切れてしまったので、今週末はホントに何もしないで休むことにしようと思って。
明日も、一日寝て過ごす予定です。


ただ、起きている間に、気になっていたポートフォリオ?の見直しをしました。
それと合わせて、ぼんやりとですが、リタイア後の今後の生活について考えたりしていました。

まずは、ポートフォリオの見直し

今日の時点で、資金の構成はこんな感じ。
◆外貨:9%
◆投資信託:8%
◆高配当株:18%(準備金3%込み)
◆日本円:65%


外貨と投資信託が、理想の形より少し多いんですよね。なので、
◆外貨:9%→5%へ
◆投資信託:8%→5%へ
で注文を入れておきました。


外貨も投資信託も、数万円ずつくらい含み損があったのですが、えいや!で確定してしまうことに。


結果として、こんな風になる予定。
◆外貨:5%
◆投資信託:5%
◆高配当株:18%(準備金3%込み)
◆日本円:72%


今後は、機会を見て高配当株を増やして、こんな感じにする予定。
◆外貨:5%
◆投資信託:5%
◆高配当株:30%
◆日本円:60%


ただこれは、少なくとも世界と日本の経済が、今のまま(大きな破たんを起こさずに)推移した想定でのポートフォリオ。


・日本円は価値を保てるのか(インフレへの懸念)。
・高配当株は紙切れにならないのか(恐慌への懸念)。
・年金は想定通り出るのか(社会保障への懸念)。


一人で生きているようでいて、経済活動がつながっている以上、「これから世界と日本がどうなっていくのか」ということに、自然と考えはうつっていきます。


少し前までは、なんとなくこのまま行きそうだな、と思っていましたが、アメリカの大統領選挙で、いろいろな見通しが変わったような気がします。


今後の見通し:2017~2025(40後半~50半ば):混迷の時代?

2017年~2021年、もしかしたら2025年まで、トランプさんの任期です。
また、反グローバリズムというか、国内回帰というか、国々が内向きになる流れは、このくらいの期間はつづくと思います。


欧米では、たぶんEU体制の見直しが起こるんじゃないかな。
ブレグジットの時のような混乱が、また起こる可能性は高いですね。


米国については、自国優先で経済を盛り立てていくでしょうから、米国株の行く末はあまり心配していません。
トランプさんが無茶をやりすぎて大変なことになる(戦争とか)、という可能性も、ないわけではないですが…まあ、当選してからの言動を見ていると、それほど常軌を逸した大統領になる心配はなさそうです。(そう願いたい)


そして、グローバリズム・新自由主義への世界的な揺り戻しの流れの中で、日本はどういう風にかじ取りをしていくのか


オリンピックの2020年を過ぎたら、東京でも人口減少の影響が出始めてくる。
移民を入れれば解決、とはいかないことは、もう誰が見ても明らかです。
おまけに、各国が反グローバル化に動き、関税の引き上げ等が行われた場合、輸出企業が厳しい立場に置かれる。低賃金が続いてきた中で、内需の喚起は間に合うのか。
また、日本の借金帳消しを目指した金融緩和は、出口がないと言われていますが、行きつく先はやっぱり特大のインフレなのか。それとも軟着陸を目指せるのか。

個人的には反グローバル化の波に乗って、内需型の経済に方向転換してほしいし、経済格差解消の方向に動いてほしい。それが日本の労働環境を良くして、デフレ解決への道を開くと思うから。


一方で、早ければ2018年から始まるかもしれないとされていたプレ・シンギュラリティは、厳しい状況に置かれそう。
トランプさんが敵視するグローバル企業の中に、IT関連企業が多く含まれていて、トランプ・ショックにより株価を下げている状況があるからです。
これはアメリカの状況ですが、似たような状況が各国で起これば、技術革新のスピードは鈍るでしょう。


今後の見通し:2025~2045(50半ば~70半ば):黄昏の時代?それとも、黄金の時代?

アメリカに新しい大統領が生まれるころ。
このころには、グローバリズム・新自由主義への揺り戻しが一段落しているかもしれません。


前述の、混迷の時代をうまく生き残れたとして。
日本ではいよいよ社会保障費の負担が膨大になり、保障費削減や、税金・保険料増大の動きが予想されます。
また、その頃から日本のインフラの老朽化が顕在化してくるとされています。
黄昏の国という様相を呈してきそうな気もします。


マイナンバーと個人資産の紐づけも完了しているでしょうね。
富裕層のタックスヘイブンもある程度、国際協調で取り締まりができていたとしましょう。それは少しばかり、日本の財政状況を良くするかもしれないですね。


同時に、持っている資産で老後を乗り切ろうとするリタイア者への影響は、あまり芳しくない状況になりそうです。
ある程度の資産を持っている人には、年金の支給を制限する、ということもあり得ます。
個人的には「払った分は返せよ」とは思うのですが、そういうことを言ってられない状況もあり得るので…。


一方で、労働の大半はAIとロボットに肩代わりされているはず。
人々は労働からある程度解放されて自由を謳歌しているか、あるいは職を失って、貧困の中で日々を生きることに必死になっているか…


社会保障費の増大と合わせて考えると、いちばんありそうなのは、「ベーシックインカム制度に移行している」ということでしょうか。
これは必ずしもバラ色の未来を意味しません。
年金、健康保険、生活保護などが全部、あるいは一部、ベーシックインカムに置き換わるということなので、病気や失業などへの保障は現在より手薄になると思われるからです。


ただ、もしも、厳しい状況を潜り抜けてシンギュラリティが実現されていれば、エネルギー問題はおおむね解決し、衣食住のコストは下がっていく傾向にあると思われます。
(世界にその恩恵がいきわたるまでには、時間がかかるでしょうけど、希望は持てます)


黄昏の時代になっているか、黄金の時代を迎えているか。
その頃に老後まっさかりになる身としては、後者であってほしいところですが。
ますます、ドラえもんのポケット「シンギュラリティ」に期待をかけざるを得なくなってきました(笑)


いろいろ考えてみて

正直、これから混迷の時代に突入するという、まさにそのときに、早期リタイアなんてしていいのか、と思ったりもします。
上司が「いや~やっぱり早期退職申請だめだったよ」って言わないかなと、ほんのちょっと期待したりして。


でも一方で、やっぱりフルタイムの仕事はもう無理だと思うし。
世界が激動の時代に入っていくならなおさら、体力も気力も残っているうちに、やりたいことをやっておきたいし。


なので、早期リタイアの方針は変わりません。
ただ…そうですね、最悪の未来予想と最高の未来予想について、トランプ政権誕生という新しいファクターを加えてじっくり考え直す必要は、ありそうな気がします。


(ところでまだクリントンさん逆転の可能性がアルトカナイトカ聞いたんですが、マジですかね…)

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