AIによる資産運用サービスに興味津々
昔の記事で、誰か私の資産を丸ごと運用してくれないかなー、とつぶやいたことがあります。
もう自分で株や投資信託やETF選んだり、売ったり買ったりするのめんどくさくて…。
ただ、そういうサービスってこれまでは富裕層向けだったんですよね。
最低預入金額や、手数料が高かったり。
割と最近出た「ラップ口座」とかいうのも、手数料が高くて、やってみる気にはなれませんでした。
そこへ、タイトルの件です。
AIが、個人個人に合ったポートフォリオを提案してくれて、さらに富裕層向けの資産運用に使われているのと同じような手法を使って、資産を運用してくれるというもの。
手数料は一年で預入資産の1%ほど。
預入金額は10万~100万程度から。
機能面から見ると、ロボ・アドバイザーはこれまで人間(金融プロフェッショナル)が提供してきた二つのサービスを代替していくことが期待されています。
ライフプランニング機能
人生設計に応じて資金計画を立て、資産運用方針(リスク許容度)を決めるもので、ファイナンシャル・アドバイザー(FA)と呼ばれる人達が提供してきたサービスです。
資産運用機能
与えられた資産運用方針の中で、様々な資産に投資を行うもので、インベストメント・マネージャー(IM)やポートフォリオ・マネージャー(PM)と呼ばれる人達が提供してきたサービスです。
富裕層向けのサービスは人間がやるので手数料が多少高く、一般人向けのサービスはAIがやるので手数料が多少、お安い。
こんなかんじなのかな。
一般的な投資信託と何が違うのかと言えば、おそらく、個人用にカスタマイズされたポートフォリオで運用できる、という点でしょうか。
個人的にはTHEOとWealthNaviに注目しています。
特にWealthNaviのほうは、自動で税金対策もやってくれるというので、頼もしいなと思うのです。
それぞれのサイトでは、いくつかの質問に答えるとおすすめのポートフォリオを作ってもらえる「無料診断」ができます。
とりあえずやってみたところ、THEOのほうだと、おすすめはこんな感じに。
先進国株 29%
新興国株 2%
先進国国債 28%
投資適格債券 20%
ハイイールド債券 7%
新興国債券 2%
リート・不動産株 4%
コモディティ 7%
通貨 0%
その他 0%
WealthNaviだと、こんな感じ。
米国株(VTI) 35.0%
日欧株(VEA) 26.6%
新興国株(VWO) 8.5%
米国債券(AGG) 14.9%
金(GLD) 10.0%
不動産(IYR) 5.0%
分散効果という点でいうと、THEOのほうが幅広く分散できそうです。
今の自分の資産構成は、どちらかというとWealthNaviに近いですね。
ちなみに2008年(リーマンショック直前)から2016年まで投資していた場合のシミュレーションでは、
THEOが100万→約140万
WealthNaviが100万→約134万
でした。
まあ誤差かな…?
無料診断、なかなかおもしろいです( ´艸`)
興味のある方はぜひ。
さてこの二つ、ぜひ使ってみたいと思っているのですが、思わぬところに難関が。
WealthNaviを始めるには、運転免許証+マイナンバー通知カードか、またはマイナンバーカードが必要らしいのです。
運転免許証持ってないし、マイナンバーカード作るしかないんだけど、これって作るのに結構時間かかるんですよね…?手続き面倒そうだしOrz
とりあえず、先にTHEOのほうで始めてみようかな…と思っています。