遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

そのゴールのないマラソン、私は、降りたいと思います。

あかんかった・・・


早期リタイアについて家族と話す機会を得ました。

先の記事で投稿した内容を交えながら、本音トークをしたんだけれど。

どう言っても、何を話しても、納得してはもらえませんでした。



でも、収穫もありました。


「それじゃ逆に、老後のためにいくら貯めたらいいと思ってるの?」と聞いたら、いくらあっても十分ではないと。まあ1億あれば?でもそれでも安心ではないと。

できる限り働き続けたいと言ったのです。


それはゴールのないマラソンを続けるということ。

マラソン自体がそれなりに楽しければいいだろうけど、マラソン自体が苦痛な私としては、「ずっと走り続けるほうが良い」と言われても頷くことはできない。

この点で、家族と私は決定的に意見が違っていたのでした。



それからもう一つ。

話を聞いてみたら家族自身が、会社が潰れるかもしれない、あるいは会社を辞めさせられるかもしれない、ということを強く心配しているのがわかりました。

私と違って守るべき相手がいる人ですし、その不安を私の上に投影して、余計に否定的になっているのかもしれません。



ただ、応援してもらえないからといって諦めたりすることはありません。

それは、選択を他人に委ねる、つまり責任を他人に押し付けることだし、したくない。


私が早期リタイアを選択するのは、私の自由であり権利。

そして私の早期リタイアに反対することも、家族の自由であり権利ですものね。


これだけ価値観が違うと、ずっと平行線なのかもしれないけれど、

これからも話をしていきたいと思います。



早期リタイアについての会話が物別れに終わった一方、日本の未来がとてもとても暗いということについては、意見が合いました。


みんな先が見えない苦しさの中で、自分なりに最善と思う道を探しているんですよね。

それぞれの道の先に、希望がありますように。

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