GWその1 早期リタイア希望の理由「時間のバランスが悪い」
ついにやってきたゴールデンウィーク。
でも初日は何をするでもなく、ほぼ寝て過しました。
うとうとしては半分目覚め、またうとうとするの繰り返しで、しっかりおきたのは17時過ぎ。
昨晩寝たのが4時頃だったとはいえ、さすがに寝すぎです。
ともあれ、残りの休みの間に、良く考えなければなりません。
本当に早期リタイアしたいのか。
どうすれば早期リタイアできるのか。
二番目のほうは、実はもう気持ちの踏ん切りがつくかどうかだけの問題。
当分、いや平均の健康寿命までの残りの年月、無収入で生きていけるだけの資産はあります。
ハイパーインフレや大幅な資産課税などの、大きな環境変化がなければ。
不安や懸念はその日の気分によって、大きくなったり小さくなったり。
心配は、していたらきりがありません。
だからポイントは本当は一番目のほうなのでしょう。
でも「早期リタイア」は手段であって、目的ではない。
だから、これから先、どんな風に生きていきたいのか。
それが本当に考えるべきこと、なんだろうと思います。
本を読んだり映画を見たり、
文章を書いたり絵を描いたり、
思いっきり昼寝したり美味しいものをゆっくり味わって食べたり、
友達と思いっきりおしゃべりしたりいろんなところに旅行に行ったり
楽しいな、幸せだなと感じることで時間を埋め尽くすのもいい。
だけどきっとそれだけじゃ物足りなくなる。
誰かの役に立つこと、何かのためになること、
そういうことを自分なりにする時間を持ちたい。
会社に行きながらそれができないのはどうして?といえば、
やっぱり時間が足りないからだろうと思います。
一日24時間、寝ている時間8時間として、起きている時間は16時間。
そのうちフルタイムで働けば、通勤+支度+仕事の時間で合計10時間ほどは仕事に使う。
ご飯、お風呂、家事など生きるために必要な時間がざっくり3時間としたら、
本当に好きなように使える時間は、一日で3時間しかありません。
(これでも恵まれている方なのは分かっているつもりです)
いまのところその3時間は、「自分が楽しむための時間」で過ぎ去ります。
「自分以外の誰かのために何かをする時間(もちろん自分が楽しみながら)」がありません。
(仕事の場合、「自分が楽しみながら」ではないので、この時間にはカウントできない)
生きるための時間で一日の半分以上を使い、娯楽のための時間を少しばかり使うのでせいいっぱい。
そういうことだけで人生が終わっていく。
このバランスの悪さが私はイヤなのかもしれません。
(贅沢なことを言っているなあという自覚は少しはあります)
生きるために使う時間と、
楽しむために使う時間と、
誰かのために使う時間とが、バランスよくなるようにできればいいのかもしれません。
(16時間を3つに分ければ大雑把に言って5時間ずつ。
つまり一日数時間程度なら、仕事をするのも良いということかも?)