遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

早期リタイアを考え直すチャンス?揺り戻しが来ました。

今朝、起き抜けに、「本当に辞めてもいいの?」という思いが沸き起こってきました。
そして続けざまに、辞めることへの不安、辞めないほうが安心安全だという考えが、心の中をぐるぐるし始めました。



辞めなくてもいいんじゃないの?
仕事は、たまに忙しいけれど忙殺というほどではないし。
普段は、のらりくらりと窓際族を楽しめるし。
お金の心配もしなくていい。
社会的立場の心配もしなくていい。


だいたい、辞めてどうするの?
前にメンタルの問題で休職したとき、結局、毎日なにしてた?
ネットサーフィンとネットゲーム、たまに図書館。
それだけだったでしょ。
最後には退屈して、早く会社に行きたいと思ってたでしょ。
早期リタイアしたら、そうなっても、行く会社がないんだよ?
勤め直すにしても、職探しは絶望的だし、条件のいいとこなんてみつからない。
少なくとも今よりいいところに勤めるチャンスは絶対にない。


それに最近、体調も良くない。
辞めても、毎日寝て過ごすだけになるんじゃないの。
それなら、会社にいたまま休職したほうが、生活は保障されるんじゃないの。


いまなら、まだ間に合う。
考え直そう。
上司に謝って、これまで通り勤めさせてもらおう。



たしかにその通り。
自分の言うことなので、自分でうなづけます。


早ければ来週か再来週には、早期リタイアについて決定的な決断をしなくてはならない時がやってきます。
必要な書類を提出する、というタイミング。
出したら、もう後戻りはできません。


それまでにある週末は、今回を含めてあと1回か2回。
自分の中の疑問と不安に、しっかり向き合う最後のチャンスかもしれません。


ひとつひとつじっくり考えてみます。


【自問自答ここから】
・会社の仕事が嫌じゃないなら、辞めなくていいんじゃないの?
 嫌な仕事はちょっとだけれど、ある。そのたびに全身がすくみ上るような恐怖とともに仕事をしている。文字通り命が縮んでいる気がする。
 それと、のらりくらりと仕事をするといっても、会社にいるときは好きなことをして過ごせない(当たり前だが)。仕事中にスマホしてても、罪悪感で楽しめない。
 結局、一日のうち10時間くらいを、「早く時間が経たないかな」と思いながらぼーっと過ごすことになる。時間の無駄。
 忙しくしている時も、その仕事の内容は、自分の成長にあまりつながらないから、時間の無駄。


・お金の不安、社会的立場を無くすことへの不安
 お金の不安は、もうたくさんシミュレーションをした。問題ない。社会的立場がないことへの不安は、甘んじて受け入れる。


・休職したとき、することがなかったから、リタイアしても同じでは?
 会社を休んでいるという罪悪感から、好きなように遊ぶことはできなかった。
 休職していることによって自己嫌悪もあったし、何か新しいことをする気力がなかった。
 いまは罪悪感も自己嫌悪もないし、気力も前よりはある。やりたいこともある。


・再就職は絶望的。いまよりいい人生を歩める保証はある?
 再就職できないかもしれないことは、甘んじて受け入れる。
 辞めることで新しく創っていく人生は、今のまま会社にいるより、自由な人生にできる。「良い」の基準を他人や世間体でなく、自分におくことで、自分らしい人生にできる。
 新しい人生のイメージを、もっと詳しく具体的に持つ必要はあるかも知れない。


・体調が良くない。寝てばかりになるなら、会社にいたまま休職したほうが?
 休職だと、結局、会社に対する責任が存在したままになる。復帰することを前提とした生活になる。それでは前に休職したときと同じになり、罪悪感と自己嫌悪からは逃れられない。
 復帰しないつもりで休職するのは、自分の価値観に照らして、会社に対して不誠実ではないかと思う。
【自問自答ここまで】



こう考えてきてみても、やっぱり不安が残っているのは、生活費のことと、新しい人生のイメージのこと。


お金については、今の暮らしにかかっている金額+αで一年間の生活費を想定し、65歳からは2割ほど減ると考えて計算。
今の年齢から85歳まで、年金を計算に入れなくても、大丈夫。


新しい人生のイメージについては、これからもっとよく考えていこう。この週末で具体的にしてみよう。



早期リタイアするまでに時間があると、やっぱりこういう揺り戻しというか、確認のためのプロセスは、自動的に発生するんだな、と思いました。
本当に良いのかどうか、自分が自分に確認してる感じ。


気持ち的には、「大丈夫」とGOサインを出しているんだけれども、頭のほうがいろいろ、世間体とか他人の価値観を気にしたり、過去や常識から未来を推測したりして計算した結果、「まだ不安」という結論を出しているのかな。


結局、どこまで考えても「絶対的に安全」ということはなくて。
「比較的安全な、これまでと同じような未来」を取るか、
「確実に不安定だけど新しい未来」を取るかなんでしょうね。

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