山口県の給付金4630万誤送金の件、振り込まれた人がやっと表に出てきて、決着への道筋が見えたようでホッとしました。

いくらなんでも血税を持ち逃げして、罪にも問われないというのはおかしいと思うので……。

一方で、そもそもの誤送金をしてしまった役所側の事情を聞いて、暗澹たる気持ちになりました。

情報ライブ ミヤネ屋｜記事｜【独自解説】4630万円“誤送”「今まで起こらなかったことがおかしい」町議が語る阿武町の実情、男性利用の『ネットカジノ』違法性は「グレーゾーン」専門家解説｜読売テレビ https://www.ytv.co.jp/miyaneya/article/page_bnga771kkl30ca1u.html

要するに人員削減で十分なチェックができていなかったということなんですね。

特に、本来なら3人でやる仕事を2人でやっていたという言葉にドキッとしました。

自治体は違うけれど同じ公務員の友人から、同じような話を聞いていたからです。

人員削減で一人あたりの仕事量が増え、激務で心身の健康を損なってお休みする人も多くなり、さらにコロナで対応すべき仕事も激増して、残る人たちで何とか仕事を回しているがとても厳しいと。

大切な税金を扱う現場が、そうなってしまっている……

今回の件も、阿武町だけの問題ではなく、地方自治体が抱える構造的な問題なのではと怖くなりました。

再発防止のためには、そういう部分の解決も必要なのではないかと思います。

（財政状況は自治体によって違うらしいですね。資金の豊富な自治体では、こういう問題はないんでしょうけれど……）

月に100万しか貰っていないと言った偉い人もいるらしいですが、現場で身体を張って頑張っている人たちはもっと貰ってないし、何なら3人分の仕事を2人でやったりしている。

そっちに人を増やすためにお金使ったほうがいいと思うけどなあ。

日本は、トップより現場の方が優秀だとよく聞きますしね😉

衆院議長「給料月100万円しか」議員の増員に言及 批判相次ぐ | FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/358989

ちなみに、突然意味のわからない大金が口座に振り込まれたら……私なら怖いので速攻で銀行に問い合わせます。犯罪に巻き込まれたらイヤですし。