遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

図書館によく行くようになりました

最近は、図書館によく行くようになりました。


一度に2冊、時々3冊を借りて、一週間か10日くらいで読み終えたら返して、また借りて、というサイクルになっています。


これまでも図書館の利用はしていたのですが、変わってきたのは頻度と、借りる本の種類です。

今までは、好きなジャンルであるSFやファンタジーやミステリーの小説や、自分の好きな作家さんの本を選ぶことが多かったのですが、最近はよく知らないジャンルや作家さんのものを読むことが増えました。


ラジオで名前を聞いたものや、本に引用されていたもの、SNSの投稿の中で気になったものをスマホの日記帳に読みたい本リストとして書き留めておき、それを探して読みます。


通っている図書館にはない本もたくさんあり(取り寄せの依頼をすることはできます)、読みたい本リストは長くなるばかりですが、いつか読めたら良いなと気長に考えています。

読みたい本リストの本がなかった場合、そのジャンルの棚をざっと見て、気になった本を借りることもあります。

作者さんの名前で検索した、他の本を借りることもあります。



こんなふうに本を読むようになったのは、新しいSNSを始めたことがきっかけでした。


今年、数年続けていたSNSの仕様がいろいろ変わって自分に合わなくなったため、そこから新しいSNSに移りました。

そこでは、社会や歴史や思想について、たくさんの長文の投稿がされていました。


それまでのSNSでは(私のフォローしていた範囲が狭かったというのもありますが)、趣味や生活をいかに楽しむかといったことが中心で、そういう「ディープな」テーマの投稿は新鮮に感じられたのです。


表面的なことは知っていても、深く理解したことがなかったり、聞いたこともなかったような言葉や概念が、たくさんありました。

それが気になって、ネットで検索して調べたり、それらに関する本を読むようになりました。


私は自分ではそれなりに社会のことも真面目に考えているつもりでいたけれど、まだ全然知らないこと、分からないことだらけなんだなと実感しました。


そして、今はせっかく自由な時間をたくさん持てているのだから、その時間を使っていろんなことを知りたい、と思っています。


本は、知らなかったことを教えてくれたり、持っていた知識同士を繋いでより広い視野を与えてくれたりします。

今、少しずつだけど自分の世界が広がっていっているかな、と感じます。



最近は本が高くなり、また置き場所の問題もあるので、買うことはあまりありません。

その意味でも、図書館はとてもありがたい存在です。


ただ、現物を手元に置き、いずれどこかに寄贈したいと思うような本があれば、買っています。

少し前に買った、NHKメルトダウン取材班の「福島第一原発事故の真実」などはそれです。



本音を言えば、紙の書籍を読むのはなかなか大変になってきつつあります。

まず、スマホに慣れたせいか歳のせいか、長い時間集中して一つのことを続けるのが難しくなってきていること。

そしてスマホ老眼(いや本物の老眼になってきてるかも)で文字は見えにくいし、重い本を持ち歩くのも、読む間持ち続けるのも、なまった体にはそれなりに負担です。


電子書籍で読むという手もありますが、あれはなぜか、自分にはあまり合わないようです。読みにくいというか、読んだ実感がないというか……。

電子の漫画なら普通に好んで読むんですけどね🤔


最近は本を朗読してくれるサービス……Amazonの「Audible」でしたっけ、そういうのもあるらしいので、そのうち使ってみようかなと思っています。

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