インフレリスク回避を目的とした、資産の内訳
インフレは怖いですね。
前の記事で紹介した「逃げ切り計算機」でも、インフレの項目を1%増やしただけで、または年金のインフレ連動をやめただけで、がくっと逃げ切れる期間が短くなります。
物の値段が上がる。
でも銀行においてあったり財布に入れてあるお金の価値は変わらない。
インフレが年2%なら、100円で買えたものが次の年には102円になっている。1年の生活費は300万円と計画を立てていても、20年後にはこれが445万円になってしまう。
しかも生活の質が向上するわけでもない・・・恐ろしいです。
といっても、経済発展のためには緩やかにインフレしていったほうが望ましいんですよね。
製品やサービスの質が上がれば、値段が上がって、企業の利益も上がり、社員の給料も上がる。好循環。
なので、こうした自然で良いインフレに対しては「あるべきもの」として対策しておきます。
(今の日本では「自然で良いインフレ」がおきにくいということは、日銀の悪戦苦闘を見ていてもわかりますが、念のため)
インフレによる資産価値の毀損の穴埋めとしては、株の配当やちょっとしたネットビジネスで、少しずつでも収入を得ようと考えています。
さて、問題は、予定に組み込めないインフレ。
ハイパーインフレがおきたらどうするか、という点。
そのときになって慌てないように、ある程度の対策はしておこうと思います。
今の資産はほとんどが銀行などの預貯金です。
これから、株や金など、インフレ時に価値が上がって相対的に目減りを抑えてくれるものを、積立等で少しずつ買っていく予定です。
また、円安による日本円の価値低下に備えるために、外貨も持っておきたいですね。
現在の大体の内訳は、こんな感じ。
銀行等の預貯金:87%
投信(国内外インデックス、バランス中心)・金やプラチナ:7%
配当目的の優良株:1%
外貨:5%
これを5年後くらいまでには、
銀行等の預貯金:70%
投信(国内外インデックス、バランス中心)・金やプラチナ:10%
配当目的の優良株:10%
外貨:10%
こんな感じにしたいと思っています。
本当はもっと預貯金を減らしたほうがいいのかな?
その辺は、日本の経済の状況を見つつ、また自分ももっと経済のことを勉強して、考えていこうと思います。
ところで、わたしは大変数字が苦手で、経済オンチなので、上に書いたことは間違っている可能性が大です。
もっとこうしたほうがいいよ、というアドバイスなどありましたら、いただければ大変たすかります。