遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

引継ぎが結構大変です。

甘かった…。


先日、引継ぎの準備は大体できてるし~♪などと書きましたが、まだまだやることはたくさんありました。


「〇〇さん(私)、引継ぎの打ち合わせ、できる限り入れといて」
「え、そんなに話すことありましたっけ。大体マニュアルありますよね。
 それに××さん(私の後を引き継ぐ人)、前やってらっしゃいましたし」
「でもこれとあれはマニュアルないでしょ。」
「…あ、そういえばありませんね。」


「それにその二つの実務は自分やったことなかったんだよね」
な、なんだってーーーーー!


というわけで、引継ぎとそのための資料作りなどで、結構忙しくなってしまいました。
まあほんとに、それ以外にはほぼやることがないので、いいんですけどね。



でも、引継ぎのために仕事を整理して資料を作ったりしていると、給料泥棒と思っていた自分も、意外と仕事をしていたのかもしれないなあ~なんて思って、少しうれしかったり。


そして、引継ぎと同時進行で、仕事上必要のある人から、少しずつ退職のことをカミングアウトしています。
反応は様々ですが、驚かれつつも今後への励ましの言葉をいただくことが多く、ありがたく感じると同時に、だんだんと後戻りできない感が増してきています。


まあ、もともと後戻りはできないんですけどね(笑)。



守衛さんに社員証を見せて会社の建屋に入りながら、あと何回こうやって通してもらえるんだろうと思ったり、自分の机を眺めて、あとひと月もすればここには私の居場所はなくなるんだと思ったりするたびに、少し寂しくなります。


でもなんだろう、それは学校を卒業する時の気持ちに少し似ているかもしれません。


長い時間を過ごした場所を出ていくのは寂しいけど、新しい生活が楽しみで、ワクワクしてもいる。
そんな感じです。


大体、会社員として長く働きすぎました。
学生だって、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年の計16年しかやっていなかったのに。
社員生活は、もう25年?も続けている。


いい加減、飽きてくるってもんです。
そろそろ、新しい生活を始めてもいい頃。


そして、人生の終わりに向けて。
仕上げに入るのはまだ早いけれど、人生で何か一つは「成し遂げた」と言えるようなものを創り出してまとめる仕事に、手を付けてもいい頃、だと思うのです。


そういう生活にスムーズに移行するために。
最後のひと頑張りと思って、引継ぎ、頑張ります( ´艸`)

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