遊びをせんとや生まれけん ~ほぼ天涯孤独の早期リタイア~

働くだけの人生に納得できない社会不適合者が、早期リタイアという手段で明るい明日をめざした記録。リタイア済です。

相変わらず迷っています。自問自答を繰り返す日々

リタイアするのか・しないのか。
相変わらず心はフラフラと揺れています。


リタイアしたいかどうかは、体調やその時の気分によって変わるみたいです。
(当たり前かもしれませんが)


・仕事がうまくいっている時・社会不安が強まるようなニュースが流れた時
 →やっぱ勤めててもいいかなあ、勤めてたほうがいいかなあ。
・体調の悪い時・仕事で失敗した時・気分が落ち着いている時
 →やっぱ辞めたい、早く辞めねば。


今日は仕事も忙しくなく、平穏な一日でしたので、「辞めたい」に傾き、総務課に、早期退職制度の詳細について問い合わせようとするところまでいきました。
(ちょっと不都合があってやめましたが)
とりあえず月曜日には、直接の上司に相談をしてみるつもりです。



こんな風にリタイアへの気持ちが揺れ動く中で、繰り返し、自問自答していることがあります。
・金銭的不安をどう乗り越えるか。
・そもそもなぜリタイアしたいのか、しなければならないと思うのか。


今日はそのことについてちょっと書いてみます。


その1:金銭的不安をどう乗り越えるか

目下の不安の原因は、外部的なもの、主に為替の変動によるものが大きいです。


今日、日銀会合の結果に対する失望からか、円高が進みましたね。
前にも書きましたが、資産の一部を外貨にしているので、円高に傾くとその分、目減りします。
今の投資金額だとドル円が1円、円高になると、円評価で30万目減りする感じです。


ほんと、ひぇーです。
何とも簡単に一か月分の稼ぎが吹っ飛ぶんですから…すごいですよね。
黒田さんにはあんまりポンポン適当な発言をしてほしくないですね。いや、本当に。


大体104円を起点として、
10円円高になると300万、ほぼ1年分の生活費になります。
30円円高になると900万、ほぼ3年分。
50円だと、5年分になります。(金額は考えたくない(笑))


リタイアして収入のない状態になった場合、これは大ダメージです。


そして正直、私は円高傾向が続くと考えているので、このくらいは覚悟しておかないといけないかなーと思っています。


まあでも、逆に考えれば、そこまでいっても5年分、なのですよね。


生活費は大目に見積もっているのと、株の配当も少しは入るようにしているので、生活が多少厳しくなるくらいで、リタイア生活は続けられるんじゃないかなと思っています。
本当にヤバくなったら、セミリタイアに切り替えないといけないかもですが。


逆にそれだけのリスクを取りたくないなら、全部日本円にして元本保証されるところに預けておけばいいのですが、それではインフレリスクに対応できないわけで。
上にも書きましたが当分は円高が続いてデフレ傾向だと思っていますが、10年20年の間に円安インフレにならないとも限りません。
その対応も一応しておきたい。そのために、外貨や米国株や、全世界を対象とした投信などの、円高の影響をモロに受けてしまう資産も、ある程度は持っておきたいのです。


あとは、5円円高になったら150万分、円の価値が高くなってるわけなので、その分を外国の高配当株に投資しようかなーとか、でもダウは史上最高値近辺でうろうろしてるみたいで買い時じゃないかもなーとか、いろいろ考えてはいます。


いずれにしても、為替の変動によって、資産が円評価で目減りすることには、慣れるしかないかな、という感じです。
(でもやっぱり黒田さんには、軽率な発言をしてほしくないですが…)


その2:リタイアしたい、しなければならないと思う理由

まず一つ。
私は常日頃、会社勤めに向いてないなあ、ダメだなあ、と思うことが多いです。
例えば企画書を作って上司や同僚と話をしても、それが通ったためしがありません。
(ほかの人に見てもらってある程度、手直しをしてもらわないと通らない)


何か、仕事のやり方というか、進め方というか、人と調整しながら物事を進めるのが致命的に下手で、自分が中心となってプロジェクトを進めていく、ということが致命的にできないようなのです。


逆に、決まった手順に従って物事を進めることは非常に得意です。一人で解決できる問題であれば、解決スピードは他人に決して引けを取らないと自負しています。
(というかそのくらいしか取柄がないのですが)


でも、会社で求められるのは前者の能力。後者の能力は、年齢とともに衰えてくるし、これだけで会社人としてやっていくのは、ちょっと…という感じ。
会社のお荷物には、やっぱりなりたくないですし。


二つ目。
私は人間関係をうまく構築することが非常に苦手です。人といると緊張するし、付き合いは面倒だし、できれば関わりたくない。円滑な人間関係のために飲み会に行くくらいなら、一人で本を読んでいたいタイプです。
というか、他人、怖いです。
なので会社という、大勢の他人に囲まれるところは大変に緊張するし疲れます。


人間が嫌いなわけではなく、むしろ好きなほうだと思います。
でも長時間、関わることは、自分を煩わせ、動揺させ、本来の自分ではなくさせてしまうような感じがして、できればしたくない。(まあ、我がままですよね。)


なぜやめたいのか。というよりも。
逆に、よくこんな自分が、20年あまりも会社人としてやってこれたものだと思うくらいです。



まあもともと会社勤めに無理があったというか、会社生活(社会生活も含むかもしれない)に向いてないので、もうしょうがないというか。


人生も折り返し地点を過ぎたし、いつまでも向いてないことをやっていないで、少しは向いてることをやってもいいんじゃないか、と。


40を過ぎて心身ともに弱ってきているなーと感じているので、余計に、無駄な労力を使いたくないんですよね。
もうそんなに沢山は残されてない時間と体力と気力を、できるだけ有効に使いたい。
日々、楽しいと思えることに使いたい。



んー。
冷静に、落ち着いてこうやって考えてくると、やっぱり体力、気力の問題が大きいかもしれません。
危機感があるんですよね。思うように動き回れて楽しめるのも、そんなに長い時間ではないぞ、という。
その危機感が、リタイアしたい、リタイアしなければならない、という気持ちにさせている感じです。


結論としては

だんだんと気持ちは固まりつつあるという感じです。


ただ、もうちょっとの間フラフラすると思います(笑)
早期退職制度の詳細を知ってから決めたいというのはありますし。


でも夏休みが最後のフラフラ期間かな。
上司に相談した後には、基本的にはそういう方向で話が進んでいくでしょうし。
もう、そろそろ引き継ぎなどのことを考えないといけない時期ですしね。

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